2011年のブランド誕生から、今年でまる15年。「すべての商品を専門家と共同開発する」というコンセプトから始まったPROIDEAは、これまでに650を超えるアイデア商品を世に送り出してきました。
15周年を迎えるにあたり、ブランドの生みの親である代表に、誕生の背景から忘れられない商品エピソード、この15年で変わったこと・変わらないこと、そしてこれからのPROIDEAが目指す姿まで、たっぷりと語ってもらいました。

誕生の背景 ——「プロイデア」に込めた想い
「自分たちのブランドをつくろう、という話から始まったんです」。代表は、PROIDEA誕生のきっかけをそう振り返ります。PROIDEAを運営するわたしたち株式会社ドリームは、通販の卸メーカーとしてスタートしました。数あるメーカーのひとつではなく、「専門家メーカー」になろう。そう考えたとき、たどり着いたのが「ブランド」という答えでした。
コンセプトはシンプルです。「すべての商品を、専門家と一緒につくる」。専門家が積み重ねてきた理論や想いを、商品というカタチにする。「プロのアイデア」であり、「プロのイデア(想い)」でもある。その両方を込めて、PROIDEAという名前が生まれました。名前は社内外から広く案を募り、最後に残ったのが社内公募で出された案です。「いいブランド名だよね。財産だと思う」と代表は語ります。
実は、専門家と一緒に商品をつくること自体は、ブランドになる前から続けてきたことでした。中川式ストレッチングベンチを考案した中川卓爾先生、アスカ鍼灸治療院院長の福辻鋭記先生をはじめとする専門家と、本を片手にミーティングを重ね、商品を一つひとつ立ち上げてきた歴史があります。ただ当時は、専門家が監修した商品とそうでない商品が混在していました。それを全商品へと広げたのがPROIDEAです。
ブランドとして歩み出してからは、専門家のプロデュースを手がけたり、専門家どうしが集まる場を設けたりと、商品づくりの外でも関係を育ててきました。福辻先生に監修していただいた商品は、これまでに50アイテムを超えています。
忘れられない商品 ——「スーパーブー」誕生秘話
自身が開発した商品の中で、一番印象に残っていると語るのが、補整下着「スーパーブー」です。
きっかけは、一冊の雑誌でした。そこで福辻先生が「痩せるためには肋骨の角度と股関節の角度が大事」「上半身太りの人は肋骨を締めるべき、下半身太りの人は骨盤を締めるべき」という理論を語られていました。そこに添えられたイラストを見た瞬間、「これだ。この理論を実現する下着をつくればいいんだ」とひらめいたといいます。

そこから福辻先生に会いに行き、理論を一枚の下着というカタチにするプロジェクトが始まりました。当時は上半身用・下半身用を一体化した下着をつくれる国内メーカーがなかなか見つからず、何社も訪ね歩いたそう。着想から完成までにかかった歳月は、およそ2年。試行錯誤の末に生まれた、完全オリジナル商品でした。
「この商品がのちのPROIDEAの礎になった」と振り返ります。スーパーブーの理論は骨盤ダイエットグッズやスリムクッションなど、その後の数々のヒット商品へと発展していきました。専門家の理論を、一緒にカタチにする。今のPROIDEAのものづくりは、この一枚から始まったのです。
ものづくりの哲学 —— 価格競争より、価値競争
開発でいちばん難しいのはどこか。それはアイデアをカタチにしたあとにありました。「これは本当に必要とされる」と、自分自身が確信を持てるかどうか。サンプルを手に取り、実際に試してくれた人たちの声に耳を傾けながら、少しずつ確信を積み上げていく。それが商品化までの道のりだといいます。
コストと品質の折り合いをどうつけているか、という問いには「犠牲にしているのは、たぶん価格だと思う」と答えます。ほかにないものをつくるためなら、相場より高くなることもある。それでも、その価値に共感し、納得して選んでくれる人に届けたい。
価値のある商品ほど、すぐに似たものが安く出回ります。そのとき選ぶのは、価格競争ではなく「新たな価値をつくる」こと。まだどこにもないものを、次につくる。PROIDEAが大切にしてきた考え方です。このスタンスが、長く愛されるロングセラーを生み出してきました。
15年で変わったこと、変わらないこと
「全く変わっていないようで、実はありすぎるかもしれない」。この15年の変化を尋ねると、まずそう前置きしました。
いちばん大きく変わったのは、買い物のかたちです。15年前、ネットで買い物をする人はまだ少数派でした。いまはSNSや検索で見つけ、レビューを読み、スマートフォンでそのまま注文するのが当たり前になっています。とくにコロナ禍を境に、その流れは一気に進みました。
つくり手にとっては、使う人との距離が近くなったということでもあります。商品に込めた理論や想いを自分たちの言葉で直接伝え、使ってくれた人の声を直接聞ける。PROIDEAの届け方も、この15年で大きく変わりました。
一方で、変わらないものもあります。新しい商品を世に出すかどうかを決める会議では、いまも「わくわくするか」「なるほどと思えるか」を必ず問い続けています。専門家と一緒につくる、という軸もそのままです。変わったのは、届け方や、誰と一緒に取り組むか。つくるものの芯は、15年前と同じところにあります。
これからのPROIDEA —— アイデアの種が育つブランドへ
SONAENO、ReSTReTCH、Wan&Co.。防災、ストレッチ、愛犬とのキャンプと、PROIDEAが扱うジャンルは実に幅広くなりました。この広さこそ、これからの強みにしていきたいところです。
「一人ひとりの『好き』やひらめき、アイデアの種を広く表現できるブランド」。PROIDEAの持ち味はここにあります。しかし、使ってくれる人と長くお付き合いしていくには、広いだけでは足りません。それぞれの分野を深く掘り下げていくことも大切です。そう考えて生まれたのが、シリーズブランドです。
PROIDEAで芽を出したアイデアの種が、分野ごとのブランドとして育っていく。そんなPROIDEAファミリーを、これからも増やしていきたいと思います。



15年間を支えてくださったお客様へ
「“えっ、これもPROIDEAだったの?”と言われるような、面白いブランドにしていきたいと思っています。みなさんにわくわくしてもらえるような、ECショップをのぞきに来るのが楽しみになるような、“わあ、何これ!”と思ってもらえるような。ものは試しに使ってみようかな、と思えるものを、これからもつくっていきますので、どうぞ楽しみにしていてください」
カタログ通販やテレビ通販の頃から、長くお付き合いくださっている方。誰かのおすすめで知って、手に取ってくださった方。その一つひとつの出会いが、PROIDEAの15年をつくってきました。本当にありがとうございます。これからも「わくわく♪となるほど!」をお届けしていきます。

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